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AVATAR
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    やっとこさ「AVATAR」観てきた。

    川崎IMAXは上映回数少なくて、休日は満席状態のようなのであきらめました。
    観たのはMOVIXのXpanD方式。

    メガネonメガネでもしっかり固定できたし、画面も十分明るかったので満足でした。

    前に新宿ピカデリーで「クリスマスキャロル」3D版を観たときは、
    メガネはずれるわ、画面は暗いわであんまり気持ち良く観られなかったもので…。


    で感想ですけど、

    文句なしに面白かった!!
    とりあえず、非の打ちどころがないんじゃないかしら。

    上映時間は長いけど、話はとてもシンプル。
    主要キャラクター数も絞られていて、無駄にややこしくせず、すっきり見やすい。

    映画評論家の町山さんが「ミシェル・ロドリゲスがバスケスだった!」と
    言ってたのでそこもすごく楽しみにしてた部分。
    (バスケスってのはエイリアン2のあのバスケスね)

    実際、男勝りな性格で、バストを強調するタンクトップ、
    おまけにヘリのパイロットなので、こてこてのティアドロップサングラスまでかけちゃって。
    とても良いキャラクターでした。

    大佐も、めちゃめちゃかっこいいい。
    良いアクション映画は、敵(かたき)役にめちゃ魅力があるものだ、
    ってのをあらためて思い知らせてくれる。


    惑星パンドラの環境設定が、これまたSF心をくすぐる面白い設定。
    これはネタバレになるので続きに書きます。

    以下、ネタバレ含む。
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    | 映画のこと | 16:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    2010映画メモその3(10本目)
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      かるーくメモメモ。
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      グラントリノ
      ★★★★★(5/5)
      グラン・トリノ [DVD]
      グラン・トリノ [DVD]

      クリント・イーストウッド監督の映画は観るまで心の準備が必要だ。
      今回も借りてきたDVDをセットするまでに数日かかったもんだ^^;

      これをみて何を語ればいいんだろう。わかんないや。

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      マックス・ペイン
      ★★★☆☆(3/5)
      マックス・ペイン (完全版) [DVD]
      マックス・ペイン (完全版) [DVD]

      ウォルバーグ兄貴が好きなんで借りた。
      ゲームが原作だっけか?
      まぁ、そんな特筆すべきとこはないかな

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      トロピックサンダー/史上最低の作戦
      ★★★★☆(4/5)
      トロピック・サンダー/史上最低の作戦 ディレクターズ・カット 調子にのってこんなに盛り込んじゃいましたエディション【2枚組】 [DVD]
      トロピック・サンダー/史上最低の作戦 ディレクターズ・カット 調子にのってこんなに盛り込んじゃいましたエディション【2枚組】 [DVD]
      角川エンタテインメント

      最初のウソ映画予告のとこが一番おもしろかったな。
      予想以上に、けっこうすっきりまとまっていたような。
      ジャック・ブラック終始ヤク中なだけじゃん。もっと活躍してほしかったな。

      バカでグロけど、役者陣的にはなかなか豪華な映画。
      ハゲズラかぶったトム・クルーズは、最初誰か気づかなかった(^^;
      ジョン・ボイトもちょこっと出てたな。
      ジェニファー・ラブ・ヒューイットも?

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      007慰めの報酬
      ★★★★☆(4/5)
      007/慰めの報酬~オリジナル・サウンドトラック
      007/慰めの報酬~オリジナル・サウンドトラック
      サントラ,ジャック・ホワイト,アリシア・キーズ

      カジノロワイヤルは3回くらい観てて、大好きだ。
      ボンドがダニエル・クレイグに決まったとき、ありえーん!と思ったけど、
      いまや、逆にピアース・ブロスナンとかありえーんw!

      クールな悪人面のボンドにハマった。
      ただ、今作はカジノロワイヤルに比べると、ちょっと微妙だったな。。
      でも、場面場面の見せ方はバツグンに格好が良い。
      | 映画のこと | 02:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      2010映画メモその2
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        3日坊主のにほいがプンプンしますが、まぁ書けるときに書いておきます。

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        天使と悪魔
        ★★★☆☆(3/5)

        <公式サイト>

        天使と悪魔 コレクターズ・エディション [DVD]
        天使と悪魔 コレクターズ・エディション [DVD]
        ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

        ★4つでもいいんだけど、原作との違い(というか省略された部分)が気になってしまった。

        以前も、ダビンチコードの原作と映画の違いを熱心に書き連ねておりますな(^^;

        一応原作との違いをザッと挙げておきます。
        ※めちゃんこネタバレです。


        まず、最初に殺されるヴィットリアの父が普通の研究員になっている。
        そして、車椅子のセルンの所長マクシミリアン・コーラーは丸ごと削除。

        別に物語的には全然問題ないんだけど、おかげでヴィットリアの存在感が薄いのなんの。

        なのでラスト近くカレルメンゴが自作自演で胸に焼印を押す時に居合わせるのは所長ではなくスイス衛兵隊長のひとになっていて、死に際にラングドンに自分のデスクの鍵を渡す。
        そんで衛兵隊長のデスクから、カレルメンゴの知らなかった隠しカメラの映像が確認できた、と。

        で、一番気になったのは、
        カレルメンゴが、自分が毒殺したローマ法王が実父だったことを知らされるシーンが丸ごと削除されてること。

        原作では、死んだ教皇は司祭時代にあるシスターと愛し合うようになったが、貞節を守らねばならない、しかし子供を作りたい。
        という葛藤を「科学」に助けられた。(体外受精ってことなんだけど)
        つまりカレルメンゴは科学があってこそ生まれた人間でありながら、
        そのことを知らずに科学を忌み嫌い、セルンの実験に理解を示した実父を殺してしまったのだった。

        という真実が語られるのだけど、映画にはその設定は無くなっていた。

        まぁ、司祭が体外受精で子供作って、しかもそれで本当に貞節を守ったと言えるのか?とかちょっと微妙な感じだしね…。

        あと、原作の、ラングドンがラストのヘリに同乗してパラシュートもなしに適当な布をつかって川に落ちて無事、というありえないシーンも無し。
        これは無くて正解(^^;

        てな感じで、またもや原作と違いを整理することで頭使って
        映画的に面白かったのかはよく分かりませんでした。

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        イエスマン "YES"は人生のパスワード
        ★★★☆☆(3/5)

        <公式サイト>

        イエスマン “YES”は人生のパスワード 特別版 [DVD]
        イエスマン “YES”は人生のパスワード 特別版 [DVD]
        ワーナー・ホーム・ビデオ

        なんつーか、ちょっとあぶないセミナーに参加して人生が変わるっていう
        設定はどうなのよ………と思うが、まぁ深く考えずにジムキャリーのコメディとして普通に面白い。

        ゾーイ・デシャネルかわゆいな。無表情で歌ってるとこが超絶キュート。
        顔はちょっとメグ・ライアンに似てると思うんだが。

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        バビロンA.D.
        ★☆☆☆☆(1/5)

        <公式サイト>

        バビロンA.D. (特別編)  [DVD]
        バビロンA.D. (特別編) [DVD]

        こ、これはひどい!!

        世界設定自体は悪くないんだけど、さてこれから!ってとこで途中でブツンと終わっちまった。
        何かを予感させつつ…っていうレベルじゃないし、これはダメだと思う。

        原作があって映画用にアレンジしたシナリオっぽいが、よくこんなまとめかたで映画にしたもんだ。

        ヴィジュアル的にも特に見るべきとこもなかったなー。
        ちょっと似た雰囲気の映画の「トゥモローワールド」のほうが、よっほど面白いことやってるよな。(カットなしのカメラ長回し)

        つーわけでひさびさにダメダメ映画でした。
        はやくも今年のワースト1に決定w
        | 映画のこと | 19:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        2010映画メモその1
        0
          うっし、忘れないうちに書いておくぜ。
          (いつまで続くことやら…ですが)

          最近、レンタル映画もあんまり見てなかったので、
          レンタルショップに行くと、旧作から見たい作品てんこもりですわ。

          一時期、毎日1本ペースで見てるときは、見たい映画がなくなって
          たいして見たくないようなものも借りてたからな。。(^^;

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          ハリーポッターと謎のプリンス
          ★★★★☆(4/5)

          <公式サイト>

          ハリー・ポッターと謎のプリンス (1枚組) [DVD]
          ハリー・ポッターと謎のプリンス (1枚組) [DVD]
          ワーナー・ホーム・ビデオ

          おもしろかったぞ!
          ここ数本のハリポタ映画の中では一番好きかもしれん。

          敵方のメンツが減ってしまって、あのリアル魔女なヘレナボナムカーターさんと、ポッと出のフェンリールとかいう強面おっさんの2人だけだったのが
          ちょっと物足りなかったかな。

          惚れたはったの部分はまぁ適度な感じ。これからはそんなこと言ってられんからね。

          なんだかんだでハリポタシリースは好きですよ。
          完結したらbox買いたいのぅ。

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          パッセンジャー
          ★★★☆☆(3/5)

          パッセンジャーズ 特別版 [DVD]
          パッセンジャーズ 特別版 [DVD]
          ワーナー・ホーム・ビデオ

          けっこう面白かった。
          アン・アサウェイはやはりかわゆいのぅ。

          これはひとこと感想言うと、すべてのネタバレになってしまう。。

          以下白文字で。読む人は反転してください。

          ひとことで言うと「シックスセンス」。(あ〜、みもふたもない)
          しかしシャマランがどんでん返ししなくなったので、あえてこういう新作が観たいひとにはオススメ。
          ネタバレしつつも、ニコールキッドマンの「アザーズ」とか、そういうバリエーションのひとつとして観るのもありではないでしょうか。


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          パニッシャー・ウォーゾーン
          ★★☆☆☆(2/5)
          <公式サイト>

          パニッシャー : ウォー・ゾーン [DVD]
          パニッシャー : ウォー・ゾーン [DVD]
          ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

          3度目の映画化(^^;
          なぜ?人気あるのか?

          今回はある意味すげー。
          死にまくり。味方もごっそり、脳みそ飛び散らせて死んでいきます。

          行動もいきあたりばったり。特殊能力がないなら、せめてバットマン見習って探偵術を勉強しろw
          パニッシャーて、あんなもんヒーローでもなんでもない、はた迷惑なおっさんだよ。
          | 映画のこと | 15:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          スラムドッグ$ミリオネア
          0
            ひさびさにレンタル。
            一本だけ。
            スラムドッグ$ミリオネア

            アカデミー賞作品賞、監督賞をふくむ8部門受賞。だっけか。

            ダニー・ボイル監督が好きです。
            「サンシャイン2057」がかなり衝撃だったので、それ以来好き。

            「トレインスポッティング」
            「ザ・ビーチ」
            「28日後…」      ・・・ゾンビホラー
            「サンシャイン2057」 ・・・SFホラー
            「ミリオンズ」      ・・・ピュアな子供のプチファンタジー

            こうやって観ると、わりと多彩なジャンル。
            Wikipediaによるとザ・ビーチでは、監督はディカプリオでなく
            ユアン・マクレガーを使いたかったらしいし、
            ハリウッドデビューしてからも、英国俳優にこだわってるのも
            なんか好感が持てる。
            (「28日後…」と「サンシャイン2057」の主演のキリアン・マーフィもすごく好きだ)

            そんな監督が、「スラムドッグ$ミリオネア」でインドが舞台の
            映画を撮ったのがちょっと意外だった。
            でもまぁ、インドはイギリス領だったしね。
            スラム街や、強制的に物乞いをさせられる子供たちの現状に、
            物申したかったのかねぇ。

            作品の感想は割愛w

            いや、十分面白かった。
            ダニー・ボイル監督っぽさも十分感じた。(この監督、う○こネタ好きだなw)
            インド映画に敬意を表した(?)、エンディングのダンスシーンもナイス。


            次の作品は、なんと
            昔スタローン主演で映画化された「ジャッジ・ドレッド」を
            再映画化するらしい!
            ジャッジドレッドも、アメコミではなく、イギリスのコミックだしね。
            どんなジャッジドレッドになるのか超たのしみだわ。

            と。
            ひさびさblog更新でした。
            | 映画のこと | 04:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            「ヱヴァンゲリヲン劇場版:破」
            0
              というわけで「ヱヴァンゲリヲン劇場版:破」観てきました。
              以下ネタバレ含む感想。
              感想っつってもむずかしいなー。すごかったよ。色々と。
              続きを読む >>
              | 映画のこと | 01:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              ひさびさ日記
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                前の日記から早二ヶ月。

                いろいろ書きたいことはあるものの
                なんだかんだで忙しくて、blog書くのが後回しになっておりました。
                気がつけば今年も半分おわりですな。

                「ヱヴァンゲリヲン劇場版・破」を観たひとの評判がおしなべてなんだか凄まじく良いので、とても気になってしまって、当初はとくに見るつもりはなかったんだけど行くことにしました。

                で今日新宿バルト9の21時過ぎの買いを観ようとして行ったら19時くらいの時点で満席…。
                わお。すごいね。
                まさに自分のように、当初は劇場に行くほどではない、と思ってた人もクチコミで動き始めたんじゃないかしら。

                しょうがないので「トランスフォーマーリベンジ」を観た(^^;
                ま、面白かったけどトランスフォーマーはとくに感想書くほどのことはないね。
                ウンパルンパとタマ●ンぶらぶらが印象に残ってます。
                ジョン・タトゥーロもまさかまた出るとは思わなかった。

                で、ますますヱヴァが観たくなったので、
                また明日行くことにした!
                今度はちゃんとネット予約したし。(バルト9じゃないけど)

                ではまた書ければ感想書きます。

                んで、今月はまだblog更新をがんばります。たぶん。
                | 映画のこと | 02:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                「神様のパズル」〜三池崇史の愚行、ここに極まる〜
                0
                  神様のパズル [DVD]
                  神様のパズル [DVD]
                  TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D)

                  少し前に邦画「神様のパズル」を観た。

                  最近観た映画はけっこう褒めてたんだけど、
                  これはひさびさにヒドイ映画だった…。

                  "三池崇史の愚行、ここに極まる"と言った感じ。

                  ネットで感想を見てみると、
                  "わかりにくい話を力押しでまとめたのは流石、三池監督の手腕を評価"
                  …みたいな感じでけっこう褒めてる意見が多数あったけど、
                  それはぜんぜん違うと思うわ。

                  原作は十分完成度が高いのに、三池監督が理解できずに
                  テキトーに寿司とロックも持ってきて、テンションで押し切っただけだ。
                  原作を噛み砕いて、映画的脚本に落とし込むというレベルの話ではない。

                  原作者の機本伸司さんはこの映画をどう思ってるんだろう。
                  自分の原作をここまで汚されて非常に気の毒だ。

                  主人公の設定を映画的に変えるところまでは、まだ許せるが、
                  インドに行った兄弟の不必要なシーンを長々と見せられたり、
                  アイリさんの行動が意味不明だし、サラカの母親や、聴講生のおじいさん、
                  畑の存在など、物語を深く描く上で大事なファクターの描きかたがテキトーすぎて逆にうすっぺらさを演出している。

                  詳しい物理学の部分を伝えようとしても、素人には難しすぎるのはしかたないので、
                  (自分はディベートをもっと見たかったが)
                  逆に、サラカが宇宙創生に成功したらどうなるのか?
                  なんで大人が必死になってサラカがハックした「無限」を止めようとしたのか、って点だけでもわかりやすくフューチャーしないと、
                  SF素人は全編に漂う「よく分からない感」に包まれ、テンションとギャグだけに気を取られてしまう。

                  …まぁ、それこそが監督のねらいなんだろうね。

                  ネットの同意できる意見には以下のようなものがあった。
                  "三池監督は自分の観客は相当なバカだと想定して映画を作っている"

                  本当にそうなんだろう。
                  あの映画をみて、さすが三池監督の映画はおもしろいと思った観客は
                  三池監督が想定している通りの「バカな観客」なのだろう。
                  まぁ、かなり皮肉をこめて言っているが、逆にあの映画を三池監督らしいと
                  純粋に楽しめるマインドの持ち主は幸せだと思うし、個人個人の感想は千差万別でいいと思う。

                  ただ、自分は
                  今までは、三池監督は箸にも棒にもひっかからん映画を大量生産し続けるる、好きでも嫌いでもない監督という印象だったが、
                  この映画を観て、三池監督を大っ嫌いになったね。

                  ヤッターマンとか、その他テキトーにバイオレンスな映画だけ撮っておけばいいのに。

                  唯一、三池監督の映画の中で面白かったのは、
                  「スキヤキウェスタンジャンゴ」でタランティーノに顔面に豆腐をぶつけられる桃井かおりのシーンくらいか(笑


                  p.s.
                  ちなみに、"三池崇史の愚行、ここに極まる"という文句は、
                  この前立ち読みした、「SFが読みたい2009年度版」で、
                  「アイアムレジェンド」をして「ハリウッドの愚行、ここに極まる」と紹介していた名言を拝借。
                  なぜ「アイアムレジェンド」がひどいかというと…(略
                  | 映画のこと | 15:26 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
                  The Fall -落下の王国-
                  0
                    ちょっと前に観た映画「The Fall -落下の王国-」の感想。
                    ザ・フォール/落下の王国 特別版 [DVD]
                    ザ・フォール/落下の王国 特別版 [DVD]
                    ターセム,リー・ペイス,カティンカ・アンタルー

                    映画館に観にいこうか迷って結局行かなかったんだけど…行くべきだった!
                    めちゃめちゃ良かった。

                    『ザ・セル』で世界に衝撃を与えたターセム監督が、アカデミー賞受賞デザイナーの石岡瑛子をはじめ、デビッド・フィンチャー、 スパイク・ジョーンズ、そしてクリシュナ・レヴィと共に構想26年、撮影に4年の歳月を費やして創りあげた圧倒的な映像世界。20カ国でロケーションを敢行し、多数の世界遺産が登場、CGを使用せず創りあげた映像美は観るものを魅了する。


                    との紹介があり、
                    とりわけ世界遺産などのロケーションの豊富さと、衣装や色彩の映像美をウリにしているようだったので、
                    映画としての内容にはあまり期待していなかったんだけど、内容もとても良かった!

                    足を骨折し、恋人も去り、人生に絶望している入院中のスタントマンが、
                    おなじく腕を骨折し入院中の少女にある”お話”を語り出す。
                    しかし、それも自殺のためのモルヒネを少女に持ってこさせるためなのだが…。

                    色彩に乏しい病室のシーンと、
                    極彩色のファンタジックなお話の中のシーンとで物語は進んでいく。

                    世界遺産を含む20カ国のロケーションと石岡瑛子さんの衣装は、
                    ファンタジックでありつつも、CGには表現出来ない類の「ここではないどこか」感を演出するのに成功していると思う。
                    像が海を泳ぐシーンなどは、以前にお台場で見たグレゴリー・コルベールの作品を思い起こさせた。

                    少女の演技もとてもかわいらしい。
                    Eを3と読み間違えるくだりは、実際に少女役の子が間違えたのを監督が子供らしくて面白いと思って、本編に採用したらしい。
                    なるほどなるほど。
                    計算されたストーリーと画面構成の中で少女の自然で無垢な演技が映える。


                    お話の中には、マスクの男と、彼と行動をともにする独自の能力を持った男たちが登場し、力をあわせて危機を乗り越えていく。

                    そのへんはファンタジー映画「バロン」を思いださせるな(^^)
                    (あと「里見八犬伝」や「FF4」とかも…)

                    少女が男の話に夢中になり、続きをせがむのは
                    ちょっと前に読んで、衝撃だったダン・シモンズの短編「ケンタウロスの死」を思い起こさせる。

                    つまりこの映画には、個人的に大好きなストーリテリングのエッセンスが詰まっていたのですね…(*^^*)

                    ただ、この映画がすばらしいのはそれだけじゃなく、もっと大事な要素がある。
                    それは、例をあげればキリがないが、
                    多くの優れた映画が内包する永遠の人間性のテーマである、

                    "主導権を持つ者と、導かれる者の逆転"
                    "救う者と救われる者の逆転"

                    がとても見事に描かれていることだ。

                    まぁ、むずかしいことはさておき、おすすめです。
                    DVD買おうかな〜。
                    どうせならブルーレイで買いたいなー。
                    ブルーレイプレイヤーを買う予定はないが(^^;
                    | 映画のこと | 20:12 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                    WATCHMEN
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                      「WATCHMEN」観てきました。

                      結論から言って、「ダークナイト」に並ぶ大大傑作だった…!!

                      上映時間、2時間43分。
                      ひとときも気の抜けない、めちゃめちゃ濃い内容。

                      自分は原作コミックを読んでから行ったので、かなり余裕を持って観れたかもしれない。
                      しかし、原作を読んでなくても内容が分からないということはないと思う。
                      思った以上に、というか原作以上に丁寧に細部が描かれているという印象。

                      例えば、オープニングのクレジット中に描かれるミニッツメン結成時から、
                      キーン条例制定までの流れは、コミックにはヴィジュアルとしてはなかったシーンばかりだっただし。
                      (アンディー・ウォーホルが「マリリン・モンロー」ではなく「ナイトオウル」を発表していたのには笑った。)
                      (シルクスペクターのペイントがされた軍機は広島に原爆を落としたエノラ・ゲイだろうか?)
                      あの怒涛のオープニングをもう一度じっくり観たい。

                      ただ、原作を読んでたおかげで、その場面の"画"にこめられた意味を読み取る力が鍛えられたような気がする。
                      例えば、
                      オープニングで初代スルクスペクターが警官たちに囲まれて、笑顔を振りまいてるシーンでは、隣の警官が彼女の胸元をのぞいていた。
                      普通に観ていると気づかないかもしれないが、彼女が当時ヒーローであると同時にセックスシンボルにもなっていたという背景を知っていればその視線にも気づき、ニヤリと出来る。
                      おそらくそのようなシーンはたくさんあるだろう。



                      1986年のコミック発売から、何度も映画化の話が出ては消え、を繰り返していた「WATCHMEN」。
                      映像表現の難しさよりも、そのコアで複雑な内容ゆえに、原作そのまま映画化してもR指定がつき、興行的に成功が難しく、かといって万人受けするように内容を変えるとそれは「WATCHMEN」の意味がなくなってしまうというディレンマを抱えていたからだという。

                      しかしザック・スナイダー監督は原作まるごとそのままでの映画化に乗り出した。
                      …とは言え、いろいろ手を加えられている。
                      が、むしろ原作を超えた完成度となっている。

                      とくにラストの計画の中身は原作から大きく変更されているが、
                      最終的な辻褄は合うし、むしろ映画版のほうがしっくり来るし見事な再構成だと思う。

                      そして、ラストのロールシャッハのシーンが素晴らしい。
                      原作ではなんだか味気なく後味が悪い思いをしたが、映画ではロールシャッハの魅力が最大限に引き出されていた。
                      ナイトオウルもラストには原作になかった感情の爆発を見せるシーンが
                      あり、そこもとても良かった。

                      (ただ、少女誘拐事件の犯人に対するロールシャッハの行動は、原作のほうが良かったと思うが…。なぜあのような安易な行動に変更したのだろうか)


                      ちなみに、新聞の売店での一連のシーンは映画ではカットされているが、
                      ちゃんと撮影済みでDVD特典に入る予定らしい。

                      もひとつ、ちなみにロールシャッハ(ウォルター・コバックス)を演じたのは
                      「リトルチルドレン」であわれな性犯罪者を演じてアカデミー助演男優にノミネートされたジャッキー・アール・ヘイリー。
                      身長も低いし、ぴったりだ。
                      覆面をかぶったアクションシーンでもほとんど彼自身が演じているらしい。

                      と、語り出したらキリがないが、第一段の感想はこのへんにしておこう。
                      とにかく大傑作でした。
                      「ダークナイト」が良かったと思った人なら、間違いなくオススメできるよ!

                      コミック独自の表現についても語りたいがこのへんで。
                      | 映画のこと | 16:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
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